Report
胃ろうがあっても食べられる ~いまそこにある課題~ (2)
パネルディスカッション
【パネルディスカッション】地域で向き合う胃ろうの在り方セミナーでは、湘南地域で胃ろうと向き合う医療・介護従事者から発表があった。ここではその一部を掲載する。◆発表1 利用者が意思決定できる情報提供をかがやき訪問看護ステーション所長 訪問看護師 望月 洋子 氏かがやき訪問看護ステーション所長で訪問看護師の望月洋子氏は、医... ・・・もっと見る
胃ろうがあっても食べられる ~いまそこにある課題~ (1)
胃ろうを取り巻く状況
食は私たちにとって生きがいの1つだ。食べられる喜びを1人でも多くの人と共有したい。そのために医療・介護・地域・行政が協働で地域連携の輪を広げていくべきだろう。5月19日に開催された湘南在宅ケアセミナーでは、胃ろうの在り方をテーマに、胃ろうがあってもいかに食べるかが論じられた。【胃ろうを取り巻く状況】介護・医療従事者の働... ・・・もっと見る
特集 サービス付き高齢者向け住宅の医療連携(3)~周辺業者の思惑
周辺業者の思惑
競争激化で入居者紹介サービスの利用が拡大契約トラブルや連携不足、入居不利益などの懸念も現在、サ高住や有料老人ホームなどの入居希望者を紹介する「紹介事業者」の存在感が増している。高齢者住宅の施設数が増えてきたことで、全国的に入居者獲得の競争が激しくなり、この紹介事業者を積極的に利用する施設も増えている。2013年5月、高齢... ・・・もっと見る
特集 サービス付き高齢者向け住宅の医療連携(2)~事例研究 [後編]
事例研究 [後編]
医療型のサービス付き高齢者向け住宅隣接病院との連携で、看取りまで実現する医療法人社団野村病院 昭和の杜(東京都昭島市)日夜の看護・介護はケアセンターで一体運営野村病院ケアセンターは、泊まり機能のサ高住とショートステイ、通いのデイサービス、訪問の訪問看護と介護を一拠点で提供している。ただ3階建ての小型マンションといった... ・・・もっと見る
特集 サービス付き高齢者向け住宅の医療連携(1)~事例研究 [前編]
事例研究 [前編]
地域医療の中核施設としても期待サービス付き高齢者向け住宅の登録が11万戸を超えた。介護付き有料老人ホームに代わる施設として注目されており、医療法人の参入も増えている。医療との連携によって病棟や在宅医療の後方ベッドとして期待されており、看取り対応するサ高住もある。その一方で、戸数急増による弊害も出始めている。業界団体に... ・・・もっと見る
超高齢社会に対応し得る終の棲家 豊かな暮らしを支える住宅事情
株式会社アズパートナーズ
政府は社会保障・税一体改革において、医療と介護の連携を推進し、病院から在宅への転換を明確に打ち出した。波及効果は、医療、介護業界を飛び越え産業界におよび、とりわけ高齢者向け住宅事業分野は活況を呈している。設立8年目を迎えた株式会社アズパートナーズは4月、介護付有料老人ホームの10棟目をオープン。医療依存度の高い入居者へ... ・・・もっと見る
グループの事業拠点は鳥取、東京で115ヵ所に
ヒューマンヘルスケアグループ社会福祉法人こうほうえん
地域包括ケアの中心的役割を果たす鳥取県を本拠に、東京でも地域包括ケア体制の構築を2025年に向けて進めている社会福祉法人こうほうえん(廣江研理事長)。医療、介護、予防、住まい、生活支援の5つのネットワークの創生をめざし、究極の目標として「向こう三軒両隣り」の再構築を目指している。東京進出6年目、7拠点で地域包括ケアの構築... ・・・もっと見る
軽度認知症に必要な通所型ケア(1)
2012年9月に厚生労働省が発表した「認知症施策推進5か年計画」(以下、オレンジプラン)には、「認知症カフェ」という呼称で、認知症の人と家族、ボランティアなどが集う場所を全国でつくることが盛り込まれている(通称、もの忘れカフェとも呼ばれています)。本年が初年度にあたる。各地にこの流れで“カフェ”という呼称がつくデイサービス... ・・・もっと見る
在宅医療と多職種連携 ~患者視点の取り組みを探る~ (2)
地域医療連携に役立つ暮らしのよろず相談所
株式会社ケアーズ白十字訪問看護ステーション統括所長暮らしの保健室室長秋山 正子 氏高齢化の進んだ都心で医療連携不足をどう解消するか療養者が住み慣れた地域で過ごすための施策の一環として、厚生労働省は2011年度より在宅医療連携拠点事業を実施。現在、全国100ヵ所以上で行われている同事業の1つに「暮らしの保健室」がある。その室長... ・・・もっと見る
在宅医療と多職種連携 ~患者視点の取り組みを探る~ (1)
ITを活用したシステム整備と顔の見える関係作りが地域連携を推進する
2025年に向けて医療と介護の在り方の論議が盛んだ。特に在宅医療では24時間365日、患者の生活の視点に立った多職種連携が求められる。4月17日に開催されたSSKセミナー(主催:新社会システム総合研究所)では、山形県鶴岡地区で実施されている医師会主導の取り組みと、東京都新宿区の高齢化地域で始まった「暮らしの保健室」の試みが紹介... ・・・もっと見る