Report
介護付き地域社会を目指す~これからのケアの在り方(2)
事例
【事例】特養希望者がわずか11人に住民の積極参加で新しい取り組みが美瑛慈光園(北海道美瑛町)小山氏が提唱する地域包括ケアは地域力で介護を目指す。その先進的事例が、昨年夏に行われた高齢者ケア研究会で発表された。ここで再掲する。東京23区規模の面積に721人の要介護高齢者が北海道美瑛町は、地域住民を巻き込んだ地域包括ケアの取り... ・・・もっと見る
介護付き地域社会を目指す~これからのケアの在り方(1)
基調講演
少子高齢化の進行により、2030年には1人の高齢者を20~64歳人口1.7人で支える社会構造に変化すると予想されている。1月20日に開催されたセミナー(主催:新社会システム総合研究所)では、この社会構造の変化に対応するためには、地域社会で高齢者の介護や認知症ケアのサービスを切れ目なく提供する仕組みが必要とした。今回の特集では地域包... ・・・もっと見る
訪問リハビリの現場を見る~長寿日本一・長野県の取り組み(3)
訪問リハビリは在宅支援に欠かせない重要なサービスの1つ長野県介護支援専門員協会会長 小林 広美 氏ケアプランにサービスを盛り込む側のケアマネジャーは訪問リハビリの現状や必要性をどう見ているのか。長野県介護支援専門員協会の小林広美会長に聞いた。訪問リハビリの必要性について高齢者が増え続け在宅介護の必要性が増す中、自宅でい... ・・・もっと見る
訪問リハビリの現場を見る~長寿日本一・長野県の取り組み(2)
<現場ルポ>在宅療養の利用者に寄り添い支援する
退院・退所後や在宅療養の利用者に、心身機能の維持・向上や日常生活の自立、主体性のあるその人らしい生活の再建に向け理学・作業療法などを提供する訪問リハビリ。高齢化が進展する中、介護者への指導やアドバイスも含め、在宅医療・介護を担う1つのサービスとしてその存在は欠かせない。では、訪問リハビリ職員は普段どのような仕事をして... ・・・もっと見る
訪問リハビリの現場を見る~長寿日本一・長野県の取り組み(1)
在宅医療の中で、機能回復や援助をする訪問リハビリが活躍の場を広げている。治療を目的とする急性期から生活主体の在宅へ移行するとき、専門的なサポートが期待され、かつ在宅限界を引き上げるための取り組みも始まっている。日本一の長寿県である長野県では、どのような訪問リハビリが行われているのか密着した。訪問リハはQOLの向上を最大... ・・・もっと見る
2024年度の介護報酬改定について
2014年1月15日に開かれた第98回社会保障審議会介護給付費分科会(分科会長:田中滋慶応義塾大学大学院教授)は、4月からの消費税率改定に伴い介護報酬の引き上げ案を了承した。今回は、介護保険制度施行以来、初の区分支給限度基準額引き上げも予定されるこれは利用者がこれまで受給していたサービスを受けられなくなる恐れがあるからという... ・・・もっと見る
地域で人を支える今の形~闘魂伝承 小規模多機能フォーラム(3)
<先駆者と若手のシンポジウム>ケアの在り方が問われる団塊世代 ないものは創造すればいい
運営主体は株式会社それは時代の流れ先駆者と若手のシンポジウム(闘魂伝承)に登壇したのは、ナースケア社長で全国訪問ボランティアナースの会キャンナース代表の菅原由美氏、浅川澄一氏、小山剛氏、小規模多機能を経営する、あいおいけあ社長の加藤忠相氏、藤沢市六会地域包括支援センターの伏見康一氏。シンポジウムに先立って行われた小... ・・・もっと見る
地域で人を支える今の形~闘魂伝承 小規模多機能フォーラム(2)
地域で人を支えるということ 「地域包括報酬」の制度化を提言
高齢者総合ケアセンターこぶし園総合施設長 小山 剛 氏日本では自宅の一人死は人生の全うでなく刑事事件「地域で人を支えるということ」と題して講演を行った小山氏は、高齢者施設は災害時の避難所に類似していると指摘した。見知らぬ人との共同生活でプライバシーがなく、いつ自宅に帰れるかも分からない。「もし入居して最期までいるとな... ・・・もっと見る
地域で人を支える今の形~闘魂伝承 小規模多機能フォーラム(1)
小規模多機能は宅老所がモデル サ高住との組み合わせが最良の方式か
「闘魂伝承 小規模多機能フォーラム」(主催:小規模多機能フォーラム実行委員会)という格闘技イベントを彷彿とさせるフォーラムが1月18日、神奈川県藤沢市で開かれた。共催した藤沢市小規模多機能事業所連絡会副代表の菅原健介氏は「介護を切り開いた先駆者たちの思いを、若い介護従事者たちが受け継いでいきたい」と述べた。菅原氏の母親... ・・・もっと見る
高齢化は地域固有の問題 地域差を考慮した医療・介護の再編が急務
国際医療福祉大学大学院教授の高橋泰氏は、都内で開催されたセミナーで講演。「人口推移や医療資源のレベルは地域によって大きく異なる。それらに応じた地域医療提供ビジョンが必要となる」と訴えた。高齢者の増加は止まるが 高齢化は進む時代国際医療福祉大学大学院教授の高橋泰氏は、「今後の医療福祉提供体制を考える上で最も重要となるの... ・・・もっと見る