診療報酬
[診療報酬]看護職員の賃上げ、処遇改善加算を参考に 22年度改定で厚労省
診療報酬改定について(12/22)《厚生労働省》
看護職員の処遇を改善するため、厚生労働省は介護・障害福祉の「処遇改善加算」を参考に、2022年度診療報酬改定で新たな仕組みをつくる方針だ。その際、対象となる職員の収入増に確実につながるよう、適切な担保措置を講じる(P3参照)。新型コロナウイルス感染患者への医療提供など地域で一定の役割を担う医療機関に勤務する看護職員を対象に... ・・・もっと見る
[診療報酬]オンライン診療料「1割以下」基準撤廃を 中医協・総会で支払側
中央社会保険医療協議会 総会(第507回 12/22)《厚生労働省》
中央社会保険医療協議会の支払側委員は22日の総会で、「オンライン診療料」(月1回71点)について算定割合に関する施設基準を2022年度の診療報酬改定で撤廃する方向で検討するよう求めた。希望者がオンライン診療を受けられないことがないようにするため。また、同診療料の算定要件や対象患者などについて、オンライン診療の適切な実施に関す... ・・・もっと見る
[看護]22年10月以降の賃上げを診療報酬で 公的価格評価検討委で意見
公的価格評価検討委員会(第2回 12/3)《内閣官房》
政府の「公的価格評価検討委員会」が3日、年末の中間整理に向けた実質的な議論を始め、看護や介護の2022年10月以降の賃上げには、それぞれ診療報酬と介護報酬で対応すべきだとの意見が出た。ただ、診療報酬には看護師など医療従事者の処遇改善を直接促す仕組みがなく、特に看護の処遇改善では実効性をどう担保するかが課題になる。検討委員会... ・・・もっと見る
[診療報酬]診療情報提供料(III)、基準満たすのに79.7%が未算定 厚労省
中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第64回 12/1)《厚生労働省》
患者の診療情報を紹介元の「かかりつけ医」に提供した医療機関への評価の「診療情報提供料(III)」(150点)について、施設基準をクリアしている医療機関の約8割が算定していなかったことが、厚生労働省が1日に公表した調査結果で明らかになった(P160参照)。その理由として、紹介元からの求めがないことや、算定対象となる患者がいないこと... ・・・もっと見る
[診療報酬]訪問看護ターミナルケア療養費、ルール見直しへ 中医協・総会
中央社会保険医療協議会 総会(第500回 11/26)《厚生労働省》
中央社会保険医療協議会が26日に開いた総会では、終末期の退院患者の在宅看取り支援を評価する訪問看護ターミナルケア療養費の算定要件のうち、訪問回数のルールを2022年度の診療報酬改定で見直すことで一致した。この療養費を算定するには、患者が亡くなる日とその前の14日間の計15日間に訪問看護基本療養費(または精神科訪問看護基本療養... ・・・もっと見る
[診療報酬]一般病院、コロナ補助金を含めると黒字に 医療経済実態調査
中央社会保険医療協議会 総会(第499回 11/24)《厚生労働省》
厚生労働省が24日に公表した医療経済実態調査の結果によると、2020年度の一般病院全体(介護収益2%未満)の「損益差額率」はマイナス6.9%で、前年度から3.8ポイント悪化した。ただ、新型コロナウイルス関連の補助金を含めるとプラス0.4%となった(P3参照)。この結果を踏まえ、中央社会保険医療協議会は、22年度の診療報酬改定に向けた議論... ・・・もっと見る
[診療報酬]疾患別リハ、実施計画書への署名の見直しテーマに 中医協総会
中央社会保険医療協議会 総会(第497回 11/17)《厚生労働省》
中央社会保険医療協議会は17日の総会で、2022年度の診療報酬改定に向けてリハビリテーションへの評価を議論した。疾患別リハビリテーション料では、リハビリの実施計画書を発行する際、患者や家族に署名を求めるルールの見直しがテーマになった(P259参照)。この計画書は原則として3カ月に1回以上発行することになっているが、頻繁な発行が必... ・・・もっと見る
[診療報酬]理学療法士の訪問看護、指示書に時間と回数記載へ 中医協総会
中央社会保険医療協議会 総会(第493回 10/27)《厚生労働省》
中央社会保険医療協議会・総会は27日、訪問看護について議論し、厚生労働省は訪問看護ステーションからの理学療法士などによる訪問看護について、医療保険でも介護保険と同様に、訪問看護指示書に時間と回数を記載する方向で論点を提示。診療側、支払側ともこれを支持した(P710参照)(P720参照)。訪問看護ステーションでは、近年、従業者数の... ・・・もっと見る
[診療報酬] 外来から在宅医療へ移行、医師間の連携を評価 厚労省が提案
中央社会保険医療協議会 総会(第490回 10/13)《厚生労働省》
厚生労働省は13日の中央社会保険医療協議会・総会で、「在宅医療」を議題とし、外来医療から在宅医療への移行で医療機関が変わる場合に、新たに外来側と在宅側の医師間の連携を評価することを提案し、診療側も支払側も賛同した。診療側は、在宅医療の場に外来担当医がオンラインで共同指導に参画する場合などの評価の検討も求めた(P100参照)... ・・・もっと見る
[診療報酬]2022年度診療報酬改定(4)・「慢性期入院医療」経過措置療養病棟での医療提供内容などに課題
中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織(入院医療等の調査・評価分科会)(令和3年度第5回 8/6)《厚生労働省》
2022年度診療報酬改定に向けて進められている入院医療の専門的な議論では、経過措置療養病棟での医療提供内容や障害者病棟での入院患者の状態などに課題のあることが厚生労働省のデータで明らかになっている。◆経過措置と入院料1の単価は同水準中央社会保険医療協議会の「入院医療等の調査・評価分科会」は8月6日に慢性期入院医療をテーマに... ・・・もっと見る