医療制度改革
[医療改革]全世代型社会保障構築会議、中間整理案をおおむね了承
全世代型社会保障構築会議(第4回 4/26)《内閣官房》
政府の全世代型社会保障構築会議は26日、中間整理案をおおむね了承した。医療・介護分野では、「地域完結型」のサービス提供体制の構築の推進などが柱。若干の修正を加えた上で、骨太方針2022への反映を念頭に5月中に取りまとめる。中間整理のベースとなる「議論の整理」では、社会保障制度の基盤強化に向けて地域完結型の医療・介護サービス... ・・・もっと見る
[医療改革]病名表示アプリなど家庭用医療機器の取り扱いを明確化へ 政府
規制改革推進会議 医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(4/18)《内閣府》
政府の規制改革推進会議の医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(WG)が18日に開かれ、脈拍や心電図などの測定データから利用者が罹患している恐れがある病名などを予測して表示するアプリケーションなど、「家庭用医療機器」の取り扱いの明確化を巡り議論した。家庭用医療機器の活用は、病気の早期発見を促し、健康寿命の延伸や医療... ・・・もっと見る
[医療改革]地域完結型の医療・介護提供体制の構築を 社会保障構築会議
全世代型社会保障構築会議(第3回 3/29)《内閣官房》
政府の全世代型社会保障構築会議は29日、これまでの議論の整理を行った。社会保障制度基盤の強化に向け、「地域完結型」の医療・介護サービス提供体制の構築を進めるとともに、地域医療構想などを従来の骨太方針や改革工程表に沿って着実に進める必要があると強調している(参照)。議論の整理ではまた、コロナ禍で顕在化した課題や得られた教... ・・・もっと見る
[医療改革]経済界発・官邸主導の医療政策決定過程に批判も 社保審・部会
社会保障審議会 医療部会(第87回 3/28)《厚生労働省》
社会保障審議会・医療部会の一部の委員は28日の会合で、政府の会議体の民間メンバーから提言された医療政策案が官邸主導で決定される最近の風潮を批判した。政府が2021年6月に閣議決定した規制改革実施計画にのっとり、遠隔医療のさらなる活用に向けた基本方針に関する議論が同部会で始まったことを踏まえたもので、同部会の審議の形骸化に疑... ・・・もっと見る
[医療改革]調剤の外部委託に関する責任の所在で議論 規制改革推進会議WG
規制改革推進会議 医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(3/15)《内閣府》
政府の規制改革推進会議が15日に開いた「医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ」(WG)で、法律の専門家が、現在は規制されている調剤行為の外部委託に関する責任の所在などの考え方を示した。外部委託の場合、刑事責任や行政責任は受託した薬局に所属する薬剤師にあると説明。ただし、委託した薬局が指示を誤ったり、不正確な処方情... ・・・もっと見る
[医療改革]医療・介護の費用の見える化、デジタル活用の検討開始 政府
公的価格評価検討委員会(第4回 3/15)《内閣官房》
看護や介護などの職員の収入増を目指し、岸田文雄首相が設置した公的価格評価検討委員会は15日、4回目の会合を開き、予算措置などの対策をまとめた2021年末の中間整理を踏まえ、医療や介護などの分野ごとに、国民の保険料や税金が効率的に使用されているかなどの「費用の見える化」や、「デジタル等の活用」による現場の負担軽減と生産性向上... ・・・もっと見る
[医療改革]全世代型社会保障構築会議が「人への投資」の観点から議論
全世代型社会保障構築会議(第2回 3/9)《内閣官房》
岸田文雄首相が設置した全世代型社会保障構築会議が9日に開催され、「人への投資」の観点からの「当面の論点」について議論した。施政方針演説では、同会議で「男女が希望通り働ける社会づくりや、若者世代の負担増の抑制、勤労者皆保険など、社会保障制度を支える人を増やし、能力に応じてみんなが支え合う、持続的な社会保障制度の構築に向... ・・・もっと見る
[医療改革] 自宅からのオンライン服薬指導、規制緩和を提案 日薬
薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第2回 3/10)《厚生労働省》
日本薬剤師会(日薬)は10日、薬剤師が自宅から電話や情報通信機器を用いて服薬指導を実施できるように、検討を進めるべきだとの考えを厚生労働省の作業部会に示した。保育や介護をしながら働く薬剤師が自宅を離れることができないケースを想定した提案で、地域の「医療資源」を有効に活用するのが狙い(参照)。ただ、常時テレワークでオンラ... ・・・もっと見る
[医療改革]電子処方箋の運用開始に向けたモデル事業、10月ごろから実施
健康・医療・介護情報利活用検討会(第8回 3/4)《厚生労働省》
厚生労働省は4日、2023年1月からの電子処方箋の運用開始に向けて、医療機関・薬局への支援と利用者に対する配慮について、「健康・医療・介護情報利活用検討会」に報告した(参照)。電子処方箋の各種機能について、医療現場のオペレーションに影響を与えるような機能については、23年1月以降、段階的に導入し、PDCAにより改善を図りながら本格... ・・・もっと見る
[医療改革]NDBと患者の死亡情報の連結へ22年度に検討を開始 厚労省
規制改革推進会議 医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(2/24)《内閣府》
厚生労働省は、レセプト情報や特定健診・特定保健指導情報を管理するナショナルデータベース(NDB)と患者の死亡情報を連結・解析する仕組みに向けた検討を2022年度から開始する。連結させることで治療の効率化を図り、医療費の適正化などにつなげたい考え。同省が24日、規制改革推進会議の医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(WG)... ・・・もっと見る