介護医療院
動き出した「介護医療院」~積極的な「転換支援策」導入と同時に、3年後に予想される大胆な再編
厚生労働省は既に近い将来の「梯子外し」を考えている?
前回までは、介護報酬の「移行定着支援加算」等を始めとする新設の各種加算や、届出病院のケーススタディによる広報活動等の動きを先に紹介したが、ここからは、「介護医療院」の具体的な施設要件や入所者要件の内容等について検証したい。要介護者の「長期療養・生活支援」を担う介護医療院には、大きく分けて“介護療養型医療施設・機能強化... ・・・もっと見る
動き出した「介護医療院」~7月までに21医療機関1,400床が導入
早期転換の決め手はW改定による経済誘導
2015年に設置された厚生労働省「療養病床の在り方等に関する検討会」において議論が煮詰められ、(1)長期に療養生活を送るのに相応しいプライバシーの確保、家族や地域住民との交流が可能となる環境整備(『住まい機能の強化』)(2)経管栄養や喀痰吸引等、「日常生活上必要な医療処置」や「充実した看取り」を実施する体制‐等を備えた機能... ・・・もっと見る
Q.介護医療院・療養室の環境で留意すべきポイントは?
Q.介護医療院・療養室の環境で留意すべきポイントは?4月1日から届出がスタートした「介護医療院」についてお聞きします。ケアミックス型の当院でも48床の介護療養病棟を開設していることから、早い時期での介護医療院への移行を検討しています。既存の介護療養病棟からの転換になりますが、療養室1人当たりの床面積は、介護老人保健施設と... ・・・もっと見る
[介護] 介護療養の半数は介護医療院I型(I)に転換希望 日慢協・調査
日本慢性期医療協会 定例記者会見(3/8)《日本慢性期医療協会》
日本慢性期医療協会の武久洋三会長は3月8日会見し、会員病院を対象に実施した「介護医療院等への転換意向に関するアンケート」の集計結果を発表した。それによると介護療養病床を持つ病院の約半数は介護医療院I型サービス費(I)へ、25対1医療療養病床を持つ病院の過半数は医療療養病床20対1への転換を希望していることが明らかになった。... ・・・もっと見る