ヒント
自己客観視できない残念な人たち
大所高所からものを見る
「私はただの一般職だから、影響力なんてありませんよ」と言うベテラン職員。(あなたが怖くて萎縮している若手のスタッフがいますけど)「私は部長だけど、それはただの役割であって、皆さんと一切変わりはないんです」と言う部長。(そんなあなたの指示で翻弄されている部下がいますけど)「私は兄貴(姉貴)分としてスタッフに接している... ・・・もっと見る
採用面接の心得
志望動機不要論
志望動機不要論というものがあります。“学生は何社も採用試験を受けるので、どうしても自社に入りたいというケースはまれで、誰もがうまく志望動機を語るのですよ。なので、志望動機を聞いたところで、判定基準にはなり得ませんよ”というものです。私もこの不要論には賛成です。面接担当者からすると、自社に好意的な話をする学生ほど良い学... ・・・もっと見る
職員が動くとき、組織が変わるとき 第5回
それでも混乱は続く
それでも混乱は続くBさんへの業務移管が一方的だといって「今後、私の上司は本部長だといわれたが、現場の業務を何もわかっていない人間が上司などできるのか。給料だけもらって仕事をしない人に偉そうに言われたくない。」と叫ぶAさん。そこに、直接は関係がないのに加勢し「あなたたちは何の役に立ってるんだ! 現場に出てきて仕事を見て... ・・・もっと見る
職員が動くとき、組織が変わるとき 第3回
相談回り出向して2週間ほど経過した頃のことです。いろいろと動いてきたものの、状況はすぐには良くなりません。相変わらず次は自分の番だとばかりに退職者が続きます。一方で、なかなか採用は進みません。人員不足から業務過多が起こり、一人ひとりの負担は増える一方でした。職員は遠慮なく上層部批判と要求をしてきます。私は採用活動、業... ・・・もっと見る
職員が動くとき、組織が変わるとき 第2回
1.武器は「基準行動」日本経営では人材育成の基本として「基準行動」があります。基準行動とは、「気付きと挨拶」「早起きと認識即行動」「約束と計画」「報告・連絡・相談」「整理整頓・清掃清潔」の5つからなります。どれも極めて当たり前のことですが、当たり前だからこそ、これらが徹底できればどんな職場でも通用すると私は教えられて... ・・・もっと見る
職員が動くとき、組織が変わるとき 第1回
~初対面で怒鳴られる
「お前、何しに来たんだ!」私が収益改善と組織の建て直しのために出向した調剤薬局「ウメノキ薬局(仮称)」で受けた最初の言葉でした。声の主は若い女性の薬剤師。かわいらしい感じの女性が、凄い形相で私を怒鳴りつけます。私はショックを受けるとともに、こう感じました。「この人は、本当はこんな言葉を吐くような人ではないんだろう。... ・・・もっと見る
“困った職員への対応” 第9回
~何事にも消極的な職員
自分から進んで何事かに取り組もうという姿勢が弱い人は、「消極的」とか「積極性が足りない」と言われます。しかしながら、人は本来、自分で考えて行動するはずです。積極的になれない原因を考えることが重要です。その主な原因は「自信のなさ」か「モチベーションの低下」にあるようです。自信がなければ人は積極的に行動することをためら... ・・・もっと見る