戦略人事
優秀な人材にとって魅力的な会社であるか
企業自身がチャレンジをし、仕事の魅力を高めていく
ある大学の研究室と数年来、お付き合いさせていただいています。非常にハードに勉強をしていて、私たちが投げかける質問や問題提起に対して、非常にレベルの高い回答をしてくれます。この回答というのは即答ということではなく、世界中の文献を調べたり、研究室内で議論を尽くしたりして出してくれる回答です。知的好奇心が非常に高く、論文... ・・・もっと見る
いつの間にか、個人主義
チームマネジメントのポイント
昔、子どもに一人部屋を与えるべきかどうかという話がよく議論された頃がありました。-人部屋になるとコミュニケーションをとらなくなるのではないか、自分勝手に育ってしまうのではないかといったことが論点でした。しかし時代は過ぎ、少子化の中で兄弟姉妹のいない子どもも増え、自然と一人部屋の子どもも増え、あまり議論されなくなった... ・・・もっと見る
裏切らない
態度や行動
経営者は、従業員に大事なことを任せる場合、どのようなことを重視するのか。能力、実績、スキル、責任感、様々なものがあると思いますが、多くの経営者が共通して「信頼感」を挙げられます。信頼感の高さは色々な測り方があると思いますが、多くの方の話を伺い、また私自身も取締役として従業員のことを見たときに、もっともしっくりくる解... ・・・もっと見る
競技が変わった!
それぞれのマネジメント手法
ある方と話していて、働き方改革、特に時間外労働規制は、野球からサッカーに急に競技が変わったようなものだという話になり、なるほどと思いました。今までの日本の働き方は、野球です。基本的に野球は時間制限のないスポーツです。決着がつかなければ、延長戦をし、それでも決着がつかなければ、翌日再試合という場合もあります。サッカー... ・・・もっと見る
なぜ、同じ経験をしても成長に差がつくのか?
成長できる人のポイント
仕事において自己成長というのはとても大事にされます。特に最近の若者は、「成長」を仕事に求めることが多いようです。この傾向は、採用面接をしていると顕著です。では、仕事において「成長」とは何なのでしょうか。色々とあると思いますが、多くの人が求める「成長」とは、技術的な成長よりも、考え方、判断力、思考力、対応力といったこ... ・・・もっと見る
本当に短時間で成長できるのか?
少ない労働時間で生産性を上げるために
フランス、スペイン、ブラジル、オーストラリア、イタリア、日本、香港、シンガポール、アメリカ、インド、メキシコ、韓国。さて、これは何の順位でしょうか。これは、ある調査による年間休暇日数の合計のランキングです。日本は働きすぎだから、働き方改革により、長時間労働の是正と有給休暇取得の促進に取り組まなければならないとされて... ・・・もっと見る
“願われている”ことをいつしか忘れていませんか?
願いを掛ける側と掛けられる側
弊社では、社長の平井が「願いに気づく」ことの重要性をよく説いています。願いとは、両親からの願い、上司からの願い、会社からの願い、顧客からの願いなどです。これらの願いに気づき、それに応えていこうとすることが大切で、使命感の源泉であるとも言えます。願いに関心も向けず、気づかずに行動すれば、それはわがままな行動になること... ・・・もっと見る
同一労働同一賃金の衝撃!
経営者はどう関わるべきか
4月より働き方改革関連法が順次施行されていますが、大企業では2020年4月、中小企業では2021年4月より、同一労働同一賃金が適用されるのをご存知でしょうか。働き方改革と言うと、どうしても時間外労働の削減、有給休暇の取得促進、さらには業務効率化などばかりが注目されますが、いわゆる同一労働同一賃金(短時間労働者及び有期雇用労働者... ・・・もっと見る
自己客観視できない残念な人たち
大所高所からものを見る
「私はただの一般職だから、影響力なんてありませんよ」と言うベテラン職員。(あなたが怖くて萎縮している若手のスタッフがいますけど)「私は部長だけど、それはただの役割であって、皆さんと一切変わりはないんです」と言う部長。(そんなあなたの指示で翻弄されている部下がいますけど)「私は兄貴(姉貴)分としてスタッフに接している... ・・・もっと見る
採用面接の心得
志望動機不要論
志望動機不要論というものがあります。“学生は何社も採用試験を受けるので、どうしても自社に入りたいというケースはまれで、誰もがうまく志望動機を語るのですよ。なので、志望動機を聞いたところで、判定基準にはなり得ませんよ”というものです。私もこの不要論には賛成です。面接担当者からすると、自社に好意的な話をする学生ほど良い学... ・・・もっと見る