介護レポート 一覧ページ
[介護] 特養の在り方について議論
社保審・介護給付費分科会
厚生労働省は7月23日、社会保障審議会・介護給付費分科会(分科会長:田中滋慶應義塾大学名誉教授)を開き、次期介護報酬改定に向けて、介護福祉施設サービス(特別養護老人ホーム)について議論した。厚生労働省は特別養護老人ホームにおける主な論点として、▽医療ニーズの高い入所者の増加が見込まれる中で、そうした入所者に対する適切な... ・・・もっと見る
[介護] 総合確保方針 議論スタート
医療介護総合確保促進会議
厚生労働省は7月25日、医療介護総合確保推進会議の初会合を開いた。同会議では、▽医療介護総合確保促進法に基づく「総合確保方針」の作成または変更▽医療介護総合確保促進法に定める基金の使途および配分など▽そのほか、医療および介護の総合的な確保-などについて、検討する。この日は、同会議を担当する厚労省医療介護連携政策課から、総... ・・・もっと見る
介護保険制度の現在と未来 池田省三記念介護講演会(3)
社会保障制度とは平時の国防だ
<談話>慶應義塾大学名誉教授 田中 滋 氏介護保険制度はお世話保険ではなく、自立支援のために作られた保険である。それは介護保険法の条文でも明らかだ。介護が行きわたった現在では、2025年に向けて、全ての力、それは町の力、人の力、医療の力、生活支援の力などをフルに使って地域包括ケアを作っていく、ケア付コミュニティを作ってい... ・・・もっと見る
介護保険制度の現在と未来 池田省三記念介護講演会(2)
社会に定着した介護保険制度 改めて今何を議論すべきか
<講演>厚生労働省年金局長 香取 照幸 氏現在進行形の介護保険制度 理念が由来する制度の先進性「介護保険 改めて、今何を議論すべきなのか」と題して講演した厚労省年金局長の香取照幸氏は、現行の介護保険制度の評価について言及。「制度発足から10年余が経ったが、総体的にみれば介護保険制度は、国民生活に定着し、よく機能している」... ・・・もっと見る
介護保険制度の現在と未来 池田省三記念介護講演会(1)
地域包括ケアシステムの構築を目指して
「介護保険はお世話保険ではない」と言い切り、介護保険制度創設に理論的支柱として関わった龍谷大学名誉教授の池田省三さん(2013年4月に死去)を偲ぶ記念介護講演会が7月17日、東京・日本プレスセンターで開かれた(主催:医療介護福祉政策研究フォーラム、地域ケア政策ネットワーク)。池田さんと関わりのある介護保険制度の重鎮が次々と... ・・・もっと見る
[社会福祉] 社会福祉法人制度改革の方向性まとまる
厚労省 社会福祉法人制度 検討会報告書
厚生労働省は7月4日、社会福祉法人の在り方等に関する検討会がまとめた報告書を公表した。報告書では、「社会福祉法人が今後も福祉の主な担い手として地域住民などから信任を得続けるためには必須事項」として、制度の早急な見直しの必要性を強調、改革に向けた方向と論点を示している。まず、社会福祉法人の今日的な役割として、▽社会福祉制... ・・・もっと見る
「DS訪問看護ステーション」を新規開設
リハビリ型デイサービストータルリハセンターとの多職種連携も
デンタルサポート株式会社(千葉県千葉市、代表取締役社長・CEO:寒竹郁夫氏、以下DS)は、新規で訪問看護事業に着手し、東京都練馬区に「DS訪問看護ステーション光が丘」を開設した。増加を続ける認知症高齢者を支えていくために、多職種による「認知症サポート」を掲げ、看護師やリハビリ専門職(言語聴覚士・理学療法士・作業療法... ・・・もっと見る
24時間の訪問看護は実現可能か!?
機能強化型訪問看護ステーションとサテライトで24時間の在宅看護を提唱
医療依存度の高い患者の在宅ケアを増やそうと政府は検討している。患者や家族もできることなら自宅で暮らし続けたいと願っており、そうした国民の思いを支えるのが訪問看護だ。ところが夜間対応する訪問看護ステーションは依然として少なく、その不安から在宅療養を断念するケースも目立つ。そこで政府や看護業界はステーションの大規模化で2... ・・・もっと見る
大手6社 新しい介護業界団体設立
リハビリ・デイサービス協会
一般社団法人リハビリ・デイサービス協会(東京都港区、小川義行理事長)は6月26日、設立総会を開き、業界団体としての本格的な活動を開始した。リハビリ・デイサービス協会は、イー・ライフ・グループ株式会社(東京都豊島区、小川義行代表取締役)、株式会社介護ネクスト(群馬県伊勢崎市、大平雄伸代表取締役会長)、株式会社ウェルネスフ... ・・・もっと見る
より質の高い介護を目指して~さまざまな取り組みの報告(2)
Part2 <社会福祉法人の共同事業>
中小規模法人のグループ化で地域展開、人材育成の標準化を推進地域密着型総合ケアセンターきたおおじリガーレ暮らしの架け橋グループ代表山田尋志氏もともと零細規模が多い社会福祉法人のグループ化を推進することは、人材の確保、育成につながり、そのこと自体が介護の質の向上につながる。その視点から、社会福祉法人の共同事業の実践を試... ・・・もっと見る