介護レポート 一覧ページ
はじめての施設長マニュアル(5)
管理業務の重要性
前回までは施設長業務の全体像と、そのために必要な素質・考え方などを伝えました。ここからは、施設長を目指すことになった方を対象として、具体的な業務内容について触れていきます。施設長とは、介護施設を管理する管理者です。管理をするということは、すなわち目的を達成するためにチームが行動を起こし、それが正しい方向に向かって動... ・・・もっと見る
マスクを着ける人、外す人
多元的無知の心理
人の動きも活発化し、マスクを外して歩く人も見受けられるようになってきました。マスクをすることが奨励されてはいますが、外すこと自体は犯罪ではありません。しかし、外すにはちょっとした勇気がいるようです。マスクをしている人の中にも、「本当は外して歩きたい」「三密でなければ、外してもいいのではないか」と思っている人は少なく... ・・・もっと見る
はじめての施設長マニュアル(4)
施設長はどのような人であるべきなのか
ここまで、施設長に求められる成果と役割について説明してきました。第1章のおわりに、これから施設長としてのキャリアをスタートしていく皆さんに、施設長として成功してもらうため、そして施設長という仕事を好きになってもらうために、大切にしてほしい3つのポイントをお伝えします。1.誠実であることこれは、施設長となる人は「他者から... ・・・もっと見る
データ提出加算を新設、介護療養は報酬下げ、老健はリハ機能強化へ
2021年度介護報酬改定
2021年度介護報酬改定に向け、社会保障審議会・介護給付費分科会の議論は9月から第2ラウンドに入り、サービスごとの検討が進んでいる。CHASEデータベースを活用したデータ提出加算の新設や、アウトカム評価であるADL維持加算の拡大などの具体的な方向性が明らかになりつつある。■21年度からVISIT、CHASEを一体運用、CHASEのデータ提出も加算... ・・・もっと見る
介護療養の転換進むも1割が留まる意向、老健は利用率に低下傾向
【介護保険4施設の動向】厚労省2018年調査
■期限迫る介護療養型は1,026施設に、老健のみ利用率8割台で低下が続く厚生労働省の「2018年介護サービス施設・事業所調査の概況」によると、介護療養型医療施設は前年比14.2%(170施設)減の1,026施設となっています。17年は前年比9.7%(128施設)減だったので、減少率が2ケタに達し、2024年3月末の設置期限に向けて転換が進んだものと見ら... ・・・もっと見る
87歳 自宅からWebミーティング
新しいことへの挑戦
「私の声はちゃんと聞こえているのか!?」「はい。よく聞こえていますよ。」「なんか、君たちの顔が小さいなぁ」「そちらがスマホなので、それはちょっと仕方がないところです・・・。」4月7日に緊急事態宣言が発令されるとともに、日本経営グループの全拠点は、一斉に在宅勤務体制となりました。役員会をはじめ、各種会議もWebに移行しまし... ・・・もっと見る
現場革新は都道府県・市区町村でモデル事業推進、感染症対策も連携を
【第8期介護保険事業計画】基本指針のポイント
2021年度からの第8期介護保険事業(支援)計画の基本指針が固まりました。自治体が計画を策定するためのガイドラインとなるもので、7つのポイントを挙げて記載の充実を求める内容です。近年の自然災害の続発や今般の新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、新たに「災害や感染症対策の体制整備」もポイントの一つに加えています。■40年までの... ・・・もっと見る
良い経営は人を幸せにする 悪い経営は人を不幸にする
目的の軸をぶらさないこと
これは、経営コンサルタントとしての私の経営観です。経営者にはそれだけ大きな責任がありますが、逆に言えばそれだけ多くの人を幸せにする力もあります。この「人」とは、従業員、顧客、地域、取引先など、幅広い範囲の「人」が含まれます。良い経営とは何でしょうか。正直なところ、絶対解は見出せません。結果的に人が幸せになっていれば... ・・・もっと見る
重要課題は生産性向上、CHASEの活用でアウトカム評価は拡充か
【骨太方針2020】 21年度介護報酬改定の方向性
このほど閣議決定された「骨太方針2020」では、財政再建に関する具体的目標の記載が見送られました。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、2025年の基礎的財政収支黒字化の目標が達成困難になるなか、財政再建計画および目標の修正も難しかったと思われます。とはいえ、それだけで2021年度介護報酬改定をポジティブに考えられるわけでは... ・・・もっと見る
医療・介護職のための認知症ケア最前線 第2回
新型コロナウイルス拡大と認知症本人家族への影響を調査
2020年8月4~6日、一般社団法人日本老年医学会(秋下雅弘理事長)は、第62回日本老年医学会学術集会を開催した。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、6月開催の日程を8月に変更したうえで、ネット配信を中心とした運営で行った。大会長は東京医科大学高齢総合医学分野主任教授羽生春夫氏が務めた。1.どのように調査を行ったかプレス... ・・・もっと見る