介護レポート 一覧ページ
ウィズ・コロナで変わる外国人材導入のあり方
外国人材との平時からの関係・体制構築が非常事態での対応にも大きく影響
新型コロナ禍においても、介護現場の人材不足は否めない。このような状況下においても、安心して来日して働いてもらうためにはどのようなことが必要なのかを、富山短期大学の小平達夫准教授と、社会医療法人愛仁会本部の坪茂典統括部長にインタビューした。外国人材の役割は人手不足解消ではない2025年には国内で38万人の介護職が不足すると... ・・・もっと見る
21年4月からの処遇改善加算等の算定で届出期限を猶予
4月15日までの届出で可、21年度介護報酬改定を考慮
厚生労働省はこのほど、2021年4月から「介護職員等特定処遇改善加算」や「介護職員処遇改善加算」を取得する場合の扱いについて、都道府県などに事務連絡した。通常は、これら加算を取得する月の前々月の末日までに指定権者(都道府県知事または市町村長)に処遇改善に関する計画書を提出しなければならないが、21年度改定で要件の一部見直... ・・・もっと見る
介護医療院が前年に比べて183施設増加 19年・厚労省調査
介護療養型医療施設は193施設減少、転換の進捗を示唆
厚生労働省はこのほど、「令和元年(2019年)介護サービス施設・事業所調査」を公表した。それによると介護医療院は、19年10月1日時点で245施設となり、前年に比べて183施設増加したことが明らかになった。これに対して介護療養型医療施設は193施設減少し、転換が進んでいる状況が示唆された。 19年10月1日時点の施設・事業所数をみると、... ・・・もっと見る
はじめての施設長マニュアル(6)
新人施設長とベテランの差はどこに出るか
施設管理をすることは、施設長としての必須の業務です。仮に施設長の仕事をよくわからずに本掲載をご覧の方がいたとしても、「施設長とは施設を管理する仕事なのだろう」くらいは理解できていることでしょう。そしてそれは全く間違いではありません。施設管理とは曖昧な表現ですが、主だったものとして思い浮かぶ管理業務は、「人事管理(勤... ・・・もっと見る
データ提出・PDCAサイクル推進を本格化、介護療養は報酬引き下げ
21年度介護報酬改定
0.7%の引き上げが決まった2021年度介護報酬改定。1月18日には社会保障審議会が厚生労働大臣に答申を行い、具体的な単位数が明らかになった。3月中旬ごろに関係通知とともに算定告示が公布される見通しだ。今回の改定では、コロナ禍にあって「感染症対応」が柱の一つとなったほか、CHASE・VISITの活用に向け、データ提出の促進が図られること... ・・・もっと見る
21年度介護報酬改定に伴う運用基準改正を答申 社会保障審議会
全サービスでCHASE・VISITを活用し、科学的介護目指す
2021年度介護報酬改定に伴う人員・設備・運営基準の改正について、社会保障審議会は1月13日、田村憲久厚生労働大臣からの諮問通りの実施を了承すると答申した。全サービスを対象に介護情報のデータベースであるCHASEとVISITの活用を求めて科学的介護の推進を目指すほか、施設サービスにおける口腔衛生管理と栄養管理の取り組みを強化する。答... ・・・もっと見る
21年度介護報酬改定について答申 社会保障審議会
コロナ対応で改定後半年間は基本報酬に0.1%の上乗せを実施
社会保障審議会は1月18日、2021年度介護報酬改定について田村憲久厚生労働大臣に答申した。全体で0.70%のプラスとなった改定財源を活用して全サービスの基本報酬を原則、引き上げるとともに、このうち0.05%分は新型コロナウイルス感染症への対応として、21年4月から9月末までの間、基本報酬に0.1%の上乗せを行う。今後、1カ月間のパブリッ... ・・・もっと見る
施設・通所サービスなどで「科学的介護推進体制加算」を新設
CHASE、VISITはLIFEに名称を統一へ
2021年度介護報酬改定では、介護サービスの質向上を図るため、施設系・通所系サービスなどで、全ての利用者の心身の状況に関するデータのCHASEへの提出とそれに基づくPDCAサイクルの推進を評価する「科学的介護推進体制加算」が新設されることになった。21年度から一体的運用が始まるCHASEとVISITは、名称を「科学的介護情報システム」(Long... ・・・もっと見る
環境変化局面でのリーダーの二つの思考タイプ
制約的な前提条件
環境変化というのは、前提条件の変化のことだと思います。この前提条件が変わった時の対応が、大まかに二つの思考のタイプに分かれます。一つは、今までのやり方をいかにして変化後の環境でも続けるかを考えるタイプ。もう一つは、変化後の環境でできることを考えるタイプ。現在の厳しい環境においては後者の思考のほうが重要性が高いようで... ・・・もっと見る
医療・介護職のための認知症ケア最前線 第3回
認知症という診断10年後に非認知症という診断 本人はどう考えるか
―繁田雅弘先生・竹内裕さん(2020年5月)対談広島市在住の竹内裕さんは、2009年に市内の病院で認知症(前頭側頭葉変性症)と診断された。以来、絶望の日々から立ち直り、「認知症になっても人生が終わるのではない」と全国を講演し訴えてきた。多くの認知症本人の人たちが竹内さんから希望をもらった。ところが昨年、診察で「認知症ではない... ・・・もっと見る